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Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

2 私のランニング哲学 MY PHILOSOPHY OF RUNNING

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ランニングフォームの正解とは?

Pose Method of Running, Chapter2, p9 - 16 要約、一部原文と対訳

この章では、古代ギリシャ時代の複数の壺に描かれている走る人々の姿(下の画像参照)を観察し、何と古代ギリシャ人は何世紀も前に正しいランニングスタイルを直感的に完成させていたと著者は紹介するとこらから始まる。

greek vase02

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 壺の絵からは、長距離的な走り方(左の画像)にせよ、長距離的(右の画像)にせよ、ベアフットランニング(裸足ランニング)での基本であるフォアフットランディング(足の前方での着地)が適用されていることがうかがえる。
 そんな大昔に既にランニングフォームの基礎的哲学が存在していたにも関わらず、それから発展せずに失われてしまった。しかし、ランニングブームが開花した現代において、ランニングフォームそのものの研究(哲学)の必要性がでてきたのである。なぜなら、ランニングシューズが発展・開発されているにもかかわらずランナーの故障が絶えないからだ。
 適切なフォームの議論はされたものの、「ランニングは生まれつきの才能であり、後天的に得られる技術的なものではない」という先入観があり、各コーチが独自のフォームをその選手に合わせてコーチするのが定番であり、体系的な理論には発展しなかった。

そこで次の原文となります。

Rather than accepting that there is either no correct running technique or that correct technique is unique to each individual, I felt that by studying the natural forces in which we humans exist, I could find the principles that would lead to the discovery of an ideal running technique for all humans, regardless of size, shape, age or gender.
...

To achieve the optimum runing technique, the key is to make the greatest possible use of terrestrial gravity.
A skilled, knowledgeable runner should be able to work with the force of gravity just as a yachtsman gains energy from the wind.
A good sailor can use a headwind to move forward; a good runner taps the power of gravity to gather speed with minimum impact and expenditure of energy.

(当時の一般論となっていた)正しいランニング技術は存在しないとか、個人特性による技術しかないとかの諸説を認めるよりも、私(著者)としては、自然界に存在する力学を研究するにつれて、体の大きさ、体格、年齢や性別に関わらず、全ての人に対しての理想のランニング技術の原則を発見できると感じていた。

(中略)

 最適なランニング技術に到達する鍵は、地上の重力を最大限活用することにある。
 熟練し習熟したランナーは、ヨットマンが風からエネルギーを得るように、重力を活用することができなければならない。
 優秀な船乗りは向かい風をうまく使い前進する能力がある;同様に、優秀なランナーは最低限の衝撃・エネルギー浪費で重力を活用して加速するのである。

 

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