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Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

9 ポーズメソッドを自習する TEACHING YOURSELF THE POSE METHOD OF RUNNING

Section 3: The Concepts of The Pose Method Pose概念
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著者の25年に及ぶ検証の成果であるPoseメソッドを本から学ぶ際の心構え

Pose Method of Running, Chapter9, p47 - 50 要約、一部原文と対訳

 この本を通して走力を向上させるには、自分がコーチであり生徒であるという2つの役割を果たしていかなければなりません。
 第3節(この9章から18章まで)の「Pose Methodの概念」を十分に理解した後に、第4~5節の実践練習(ドリル)に臨んでほしい。第3節で得た理論やイメージで自分の身体にコーチしていくために。
 まず認識すべきは、ランニングは技能の一つであり、ほかの身体動作であるダンス、バレエ、テニス、水泳、武道と同じく教わることができるということだ。
 とはいえ、誰からも教わらずとも、自然にその道をマスターしているものはいる。ランニングでいえば、対照的な走りではあるがMichael Johnson(200m・400m)やHaile Gebrselassie(マラソン)だ。

C9 MJC9 HG

To this point I’ve only explained the concepts that comprise the Pose Method. This is because I want you to develop a sense of the history, the thought and the possibilities inherent in its development. Unless you know why you are doing something, it is very difficult to dedicate yourself to it. And the process of changing a deeply ingrained physical habit like a running stride is as much mental as it is physical. No doubt there will be many times when you will just want to drop the whole thing, rush out the front door and run five miles your "natural" way.

 これまでは、Pose Methodを構成する概念を中心に説明してきました。というのも、このコンセプトが持つ歴史観、考え方、可能性を理解してほしいからなのです。何か新たなことに臨むときにその背景がわからなければ、真剣に取り組むのは難しいでしょう。走り方のように習慣的に体に染み込んだものを変えるプロセスは、身体的なこと以上に精神的なものです。途中で、こんなこと意味ないと投げ出し、いつもの自分の走り方で5マイルのジョギングでもしよう思うことが何度もあることでしょう。

 

So really, there are two things I don't want to happen. First, I don't want you to experiment with the Pose Method before you have a total intellectual understanding of what it is. And second, I don't want you to abandon your attempt to master it before you have truly experienced the physical sensations of the method. In the next chapter we'll talk about the methods by which we acquire new knowledge and then, and only then, will you be ready to begin the teaching/learning process.

 次の2つのことが起きないよう心から願います。一つは、Pose Methodの総合的な知識を理解する前に、実際に経験しようとすること。もう一つは、Pose Methodの身体的感覚を十分に経験する前に、Pose Methodを会得することを放棄してしまうことだ。次章からは、新たな知識を手に入れるべく方法論について説明していきますが、それらの知識を手に入れた人のみが、次のステップの自分へのコーチングと学習の実践過程に進めるのです。

 

本からスポーツを学ぶのって、けっこう難しいですよね。テニスとか水泳なんて本から学ぶイメージないです。でも、市民ランナーで月間走行距離を伸ばしはじめたとたんに故障する箇所が発生する人は多いでしょう。自分もそうでした。フルを経験した後に月間走行距離を伸ばしはじめたとたんに腸脛靭帯炎にみまわれました。シューズを替えたり、インソールを作ったり、マッサージに行ったりしましたが根本的にはフォームを変えてから発症しなくなりました。時間はかかりましたけど...