Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

14 車輪コンセプト THE WHEEL CONCEPT

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一輪車走法でPoseランニング習得へ!

Pose Method of Running, Chapter14, p73-77 要約、一部原文と対訳

f:id:Tomo-Cruise:20161222182952p:plain 陸上での移動手段の器具で最も汎用性があり、完全で単純な構造を持つのは車輪である。単純な構造にも関わらず、ランニング動作に密接に関連する3つの機能的特徴を持ち合わせていることはご存じだろうか。1つめは、力学的効率性だ。前進する際に垂直方向の振動が最小限に抑えられている。2つめは、支持点(地面との接点)と重心(ホイールの中心)との関係であり、その2点間の距離は移動中も常に変わらない点だ。3つめは、支持点(地面との接点)が絶えず替わっていく点だ。支持点が替わる速度(頻度)と車輪自体の移動速度は比例関係にある。当たり前だが、接地点が替わる頻度が高い(一点の接地している時間が短い)ほど、移動速度は上がる。

f:id:Tomo-Cruise:20161222181545j:plain車輪をランナーに置き換える前に、一輪車とのアナロジー(類似点)を考えてみよう。まず、走行中の一輪車の乗り手の体は上下に振動せず、基本的に頭の位置は一定である。
次に、車輪の接地点と乗り手の距離と位置関係も一定であることに注目。接地点の垂直線上にサドル・体躯・頭が位置しており、その3点は横から見ると水平移動していることが望ましい。

Going further, we can look at the rider’s feet as the pedaling motion goes through its cycle. Whenever a foot is at the bottom of the pedal stroke, where is it? Directly beneath the rider’s torso, with the leg slightly bent. Remove the unicycle from your mental image and what do you have? A runner in the Running Pose, both legs bent, support on the ball of the foot with the body in a straight line above the point of support. Landing with all the weight of the body directly above the point of support on a leg, that is bent to minimize shock, substantially decreases the load on muscles, ligaments and joints and thus decreases the chance of sustaining injury.

 さらに、乗り手の足を一輪車のペダルに置き換えてみると。ペダルを踏み込んだ時に、その位置は?足の位置は乗り手の胴体の真下に位置しており、脚はかすかに曲がっている。そのビジュアルをイメージしながら一輪車を取り除くと何が残る?そう、Running Poseの姿勢だ。両脚はわずかに曲がり、着地点から直線的に支えられている。着地時には片足の母指球辺りに全体重が直接のしかかるが、曲げられた脚で衝撃は緩和され、筋肉・靭帯・関節の負担は大きく軽減され、そして故障や怪我の発生は抑制される。

Now put the rider back on the unicycle to consider the final critical mechanical property of the wheel; the proportional relationship between the speed at which the point of support is changed and the speed with which the body moves forward. Very simply, the faster support is changed, the faster the body moves. The lesson here is that the faster a runner’s stride, i.e. the faster he changes support form one foot to the next, the faster his forward speed will be. Stride frequency, not length, is the key to faster running.

 さて、車輪の力学的な特徴の核心にせまるために一輪車の例に戻ろう;接地点が交替する速度と身体が前進する速度の比例関係について考えてみよう。単純に言えば、接地点が早く替わるほど身体は早く移動する。つまり、ランナーの支持脚の交替する速さが、前進速度に比例するということ。速く走るには、ストライドを伸ばすより、ピッチを上げることが重要だ。

    The meaning of the wheel concept is really very simple: to move with wheel-like efficiency, we must minimize bounce (vertical oscillation), land with support directly under the body and maintain a high stride rate. The Pose Method of Running is designed to accomplish all three of these goals.

  車輪コンセプトは実にシンプルだ:車輪のように効率的な動作を実現するには、跳ねるような動作(縦の振動)を抑制し、胴体の真下で支持脚を着地させ、高ピッチを維持させることだ。Pose Method of Runningは、これら3つのすべてを実現させる走り方なのである。

  テキストでは、一輪車を例にしているけど、あまり持っていることはないと思うので、一般的には自転車を例にした方が分かりやすい。自転車で手放し漕ぎをすると一輪車状態になる。その時は、確かにギア比をやや落としてピッチを上げる(回転を上げる)ほうが安定する。さらに自転車をこいでいる時も踏み込むより脚を引き上げるほうに意識すると楽にピッチを上げることができる。Pose Method of Cyclingだ!

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