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Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

15 筋肉の弾性(跳ね返り) MUSCULAR ELASTICITY

Section 3: The Concepts of The Pose Method Pose概念
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動物のように軽やかに走るには?

Pose Method of Running, Chapter15, p79-82 要約、一部原文と要約

 車・一輪車のつぎは… 自然界から犬、猫、その他の素早く動く動物を例にとってみよう。Running PoseのS字スタンスは、それら動物の後ろ脚の状態を観察して考案したものだ。その後脚を観察してみると、伸びきっておらず、いずれもすべての関節が曲がった状態である。また、S字スタンスは、適切な筋肉の弾力性が必要となる。というのは、弾力性は筋肉が伸張した後に素早く収縮するために必要な筋肉の条件だからだ。S字スタンスは、すべての連携する組織(筋肉・腱・靭帯)が柔軟でしなやかであることが必要だ。それらの関連する組織を効率的に連動させるには、伸びきっていない柔軟な状態が理想だ。

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 試しにペットの猫や犬の後脚を引っ張って伸ばしきろうとしてみたら。基本的に無理でしょう(虐待になるから、無理して伸ばさないように)。脚関節が曲がってリラックスしているのは自然の創造物なのだから。次に、ペットちゃんの腿の筋肉に触れてみてほしい。 筋肉でガチガチだと想像しがちだが、実際はとても弾力があり柔軟であることがわかるだろう。もう一つ、観察すべきは彼ら(彼女ら)に踵(かかと)が無いことだ。犬や猫は踵で地面を蹴らない、というのもそもそも踵が無いからだ。自然淘汰的に足前部で走ることを強制である。

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 The payoff to "elastic" running is that you can maintain a high stride rate without "going anaerobic" and using up your body's available evergy supply of ATP (adrenotirphosphate), the fuel of your highest intensity sprints. Elastic running gives you the ability to run faster for greater distances and still keep something in reserve.

「弾力性のある・しなやかな・軽やかな」ランニングの副産物として、スパートなど激しい運動時のエネルギー源のATP(アデノシン三リン酸)を消費する「無酸素運動状態」にならずに、ピッチを上げる走法を可能にする(いわゆる有酸素運動でのピッチ走法を可能にする)。しなやかで軽やかな走法は、速く・長い距離を走ることを可能にすると同時にエネルギーを貯蓄する走りでもある。

 上記のように犬や猫のように弾力性を持った柔らかな筋肉によって、軽やかに走ることができれば、さぞかし走ることが爽快で楽でしょう。Pose Meshodをマスターすれば、そんな走り方が身につくというけど、マジ?今のところは確信が持てませんが、犬や猫に限らず動物の走り方や移動法(13章の支持点の移動;ヘビなど足のない動物も支持点の交替で移動しているという観点)は興味深い。
犬や猫または馬の走り方は、なるほど軽快だ。後脚もS字スタンスでPose姿勢のようだ。しかし、決定的な違いは4本脚で走るという点。でもって、左右交互に交替するというよりは、前後に支持点を交替して走っている。

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 猿やゴリラも速く走るが、四肢を使い前後の支持点の交替だ。他に人間の2本脚走法に参考になる動物の走法ってないか考えてみたら、あった!それは、ダチョウの走り方。これは走るときも支持脚は左右交替。2足歩行の鳥類で他にはペンギンがいるが、知っての通り走るというかよちよち歩きですよね。その違いは脚の長さもあるが、骨盤と脚の角度も影響しているでしょう(左画像参照)。やはり骨盤前傾というか、上半身の前傾(ティラノサウルスのような)がポイントでしょうか。ただし、恐竜はその大きな尻尾によって前傾姿勢のバランスがとれているようですが、我々はないので、やはり少々の前傾で、腕や骨盤でそのバランスをとるしかないのでしょうね。

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