Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

18 フレームコンセプト FRAMING CONCEPT

この記事をシェアする

フレームからはみ出ないようにして、フォームのタイミングを整える!

Pose Method of Running, Chapter18, p93-95 要約、一部原文と対訳

 これまでは、Poseランニングにとって望ましい個々の動作や望ましくない動作について解説してきましたが、今回はそれらの動作のタイミングについて、そのチェックに役立つ概念を紹介します。

To give a visual picture to this, imagine that a movie camera tracks alongside you as you run down a rolling trail. The lens frames you so that your head is at the top of the frame and the ground forms the bottom of the frame. The two sides of the frame are closely cropped on either side of your body.

A movie camera exposes 24 frames per second, so when you examine the film frame-by-frame, you have an excellent visual representation of your running style. Since the camera never lies, it helps to know how to evaluate the film. The first thing to understand is that any time any part of your body leaves the frame of the picture, you’ve done something wrong.

 視覚的イメージで考えてみよう、道路を走っているあなたを移動式のテレビカメラが横からくっついて撮影しているとする。画の枠の上部に頭、下部に地面が収まるようにフレーミングし、前後は身体が収まる範囲外は切り取ってしまおう(縦撮り)。

1秒間に24コマのコマ撮りをし、一コマずつ吟味すると、あなたのランニングフォームがビジュアル的にはっきりと描写されていることでしょう。カメラは真実を捉えており、その画を吟味することはとても役立つ。初めに理解するべきは、どのタイミングでも、体のどこかの部分がフレームからはみ出していれば、(Pose Runningにとって)間違った動作をしているということだ。

 

C18frame02.png

 仮に振り出された脚がフレームの後ろにはみ出していたとすれば、脚の接地時間が長すぎることを意味しているといえる。逆に前にはみ出しているとすれば、膝が伸びており(S字スタンスになっていない)先行脚でブレーキをかけている状態といえる。さらに上にはみ出ているとすれば、飛び跳ねたような走り方であり余計な筋力を使っているばかりか、ピッチを遅らせているといえる。)いずれの場合も余計な力を浪費したり、衝撃が増え、故障の原因を増やしたり、速く走ることを阻害することになる。

f:id:Tomo-Cruise:20161225220455j:plainf:id:Tomo-Cruise:20161225220511p:plain

ひとこと:

 実際に横から移動しながら自分のフォームを動画や画像で撮影するのは難しいでしょう。また、撮影したとして、フレームから極端にはみ出るフォームでもないでしょう。しかしながら、上記のように走力のある人は、きれいでコンパクトでしなやかで力強いフォームに見えます。このフレームコンセプトで重要なのは、フレームからはみ出さないように走るように意識することだと思います。自分の場合は、自分の身体の前後左右に透明な壁があると想定して、その中で走っていると自己暗示していたときがあります(フレームコンセプトよりも立体的なボックスコンセプトです!)。そうすると、コンパクトながら力強くリズムのある走りができ、身体が脚に連動(肩甲骨が骨盤に連動)していることが実感できます。

広告を非表示にする