読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

21 ランニングにおける感受性 RUNNING SENSIBILITY

Section 4: Moving From Thought To Action 理論から実践へ
この記事をシェアする

ランニング中の身体動作に耳を傾けろ!

Pose Method of Running, Chapter21, p107-109 要約、一部原文と対訳

f:id:Tomo-Cruise:20170104185809j:plain 前章から引き続き、ピアノの例を引き合いに出して考えてみましょう。音楽家がピアノを弾く時には、彼・彼女らの音感・旋律・リズムなどの個人的感受性を昇華させて演奏という表現に変換するスキルが必要だ。ある程度、ピアニストは外界を遮断し音楽の世界に没頭する必要がある。

 一方、ランナーは、同様に動作についての感受性を高める必要があると言える。が、概してランナーの身体動作に対しての感受性は取捨選択的であり、そのために必要な感覚が未発達であることも多い。分かりやすく言えば、いかに速度を上げるかやいかに負荷を与えるかなどにのみ感受性を向けている場合が多いのではないか。

 特に距離を走るランニングに関しては、骨格に対しての感受性を高める必要があると思います。ランニング指南本にも、よく肩甲骨、骨盤の重要性が指摘されていますし、この後にも出てくる胸郭とはどこなのかも理解していると意識もしやすいです。

 It is rare indeed for an unschooled runner to focus thoughts on more high-level sensations related to specific physical movements. However, to truly appreciate what we are doing as runners, we must identify these sensations and then develop them to a heightened state. The two most important sensations are gravity and free falling, but to develop them, we have to “tune in” to other feedback: the contact of our feet with the ground, a feeling of effortlessness, shortened time on support, and an overall sensation of lightness.

 一般ランナーで特定の身体動作に関連する高い感受性を有する者は実に少ない。しかしながら、ランナーとして上達するには、その感受性を認識し発達させなければならない。二つの最も重要な感覚は、引力(重力)自重落下(前傾)だ。また、その感受性を発達させるには、他の感覚からのフィードバックによる「調整」も必要だ。それは接地足の感覚・苦しくない感覚・支持脚接地時間・軽快さの感覚など。

 Pose Methodの実践を学ぶ初期段階においては、このコンセプトに詳しいコーチに習う以外では、一人で学ぶことを勧める。仲間と一緒に走ったりしていると上記のように身体動作の感受性を認識する際の集中力を欠いてしまいがちだからだ。

As you get more and more skilled in developing your running sensibility, you’ll become more sensitive to critical sensations like muscular elasticity, effortless increase of cadence and an overall sense of flow in your movement. One of the most telling signs in your development is that you will begin to regard your chest as something of an accelerator pedal: you’ll realize that all you have to do to increase your speed is push forward from the solar plexus, increasing the angle of your forward lean, and you will automatically begin running faster. Pull back with your chest and your tempo will slow down.

 ランニングへの感覚が研ぎ澄まされていくうちに、筋肉弾性・自然なピッチの伸び・流れるような動作などの重要な感覚にも敏感になっていくでしょう。その中でも重要な感覚の一つとして、胸郭が加速装置のように感じてくるでしょう:加速するのに必要な初期動作はみぞおちから上体を押し出すことで、前傾角度が増して、自然と加速する。胸郭を引くと減速する。

 

 確かに自分の身体と対話しながら、ランニングするのが必要だということはわかる。その点においては、月間走行距離に囚われていて怪我をしてしまうなど本末転倒といえる。
また、この章を読んでいて"Mindfulness"を連想した。mindfulnessとは、ストレス対処法としてビジネスなどの現場で注目されているキーワードで、意味は「今起こっていることに意識を完全に集中すること」であり雑念を取り払う瞑想のような行為を含んでいます。ランニング中もmindfulになることができれば、より身体の感覚が研ぎ澄まされるかもしれませんよね。

 

 

pose-running.hateblo.jp

 

広告を非表示にする