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Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

22 ランニングポーズ基本姿勢を習得する LEARNING THE RUNNING POSE

Section 4: Moving From Thought To Action 理論から実践へ
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Pose Methodの基本中の基本であるRunning Poseの姿勢に挑戦!

Pose Method of Running, Chapter22, p111-114 要約、原文と対訳

f:id:Tomo-Cruise:20170107203805p:plain さて、いよいよ概念や理論から実践へと移っていきましょう。と言っても10㎞を疾走する段階ではなく、まずは鏡の前に立ち前進することなく走りの基礎を覚えましょう。
 屋内で靴を脱ぎ、全身を映せる鏡の前に立ち、両脚は緩やかに折り曲げてS字スタンスを保ってください。そして、脚のすべての関節が折られていること、筋肉がかすかに緊張していることを確認してください。

 

 Lightly bounce in this position up and down without straightening your joints until you find the most comfortable angle for your legs. Don’t lose contact with the ground, just weigh and unweigh your upper body as your legs seek the most comfortable position. Check the sensations in your feet and make sure your weight is on the balls of feet and not on either the toes or the heel. This is critical throughout the entire running cycle, your weight will only land on the balls of your feet and you must learn to really feel this sensation.

 膝の関節を伸ばしきらずに軽く跳ねて、自分にとって最適と思われる(最も楽だと感じる)膝の角度を探ってみよう。その際には地面から足を完全に浮かさずに上体の荷重を変化させて探ってほしい。その感覚を確認しながら、重心が母指球付近にかかっていることも確かめてほしい、あくまでつま先やかかとではなく母指球付近に。母指球付近の着地はランニング動作全体の中でも重要な点なので、その感覚を忘れないように脳裏に焼き付けてほしい。

 注意点は、脚の関節を伸ばしきらないこと;ソフトに軽く跳ねて、身体全体としての動作(部分的な動作ではなく)をするように努めて、意識的に関節を伸ばして跳ねないように注意し、筋肉の弾性(跳ね返り)を感じてください。
 

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f:id:Tomo-Cruise:20170108063442j:plainこの動作の最適なビジュアルイメージは、bouncing ball(跳ねる球)だ。球は地面と接したとき、表面がつぶれ、伸張反射で即座に地面から跳ね返る。同様に母指球が地面に接地したら、即座に足を地面から跳ね返させるべきなのです。
 視覚的イメージはbouncing ballである一方、感覚的イメージとして熱々の炭を想像してみよう。軽やかな上下動で跳ねている動作中に地面に熱々の炭があると想像すれば、その動作は素早くならざるを得ないだろう(接地時間を無駄に長引かせる動作を防ぐだろう)。

Now you’re ready to assume the Running Pose. Let’s put it all together. Stand in place with the ball of one foot on the ground. The heel of that foot is barely off the ground and may even lightly contact the ground. Your body has assumed the S-like shape and your leg and trunk muscles are lightly tensed. Your non-support leg is barely off the ground, bent only slightly more than the support leg.

 さて、Running Poseという基本姿勢を身に着ける段階となりました。これまで説明したことをまとめてみましょう。支持脚の母指球付近で体を支え、踵(かかと)はやや浮かすか地面にそえる程度で、全身は横からは緩やかなS字のように関節は軽く折られており、体幹・脚は軽く張っており、もう一方の脚は支持脚よりも少し折り曲げられている程度で地面からやや浮かせる。

Hold your balance in this pose, with as little strain in your muscles as possible. If you have difficulty at first, use additional support from the wall, a chair or a willing partner. Once you begin to feel comfortable in the Running Pose, make some light, springing bounces. What you want to feel is the elasticity of your muscles, not their effort. Your body should feel like an integrated spring-like system.

 この姿勢のまま、筋肉はできるだけ緊張させずにバランスを保ってほしい。もしバランスを取ることが難しければ、壁や椅子に寄りかかるとか、人に支えてもらうなど身体が慣れるまでは補助してもよいでしょう。いったん最適なRunning Pose姿勢を探り当てられたなら、軽くその場で跳ねてみよう。そして、力まない状態での筋力の弾性(跳ね返り)を感じてほしい。まるで身体がバネのようになって感じることができれば上出来だ。

  支持脚(片脚)でのPose姿勢がとれるようになったら、今度はその支持脚を交替してみよう。支持脚を交替しバランスが崩れたとしてもビックリしないで。ほとんどの人は無意識に利き足を支持脚にしているものなので、脚を交替するとバランスを崩すのです。利き足があること(身体の非対称さ)は正常なことなのですが、Pose Methodを習得していくと、その非対称さは徐々に解消されていくでしょう。
 さて、Running Pose姿勢は習得できたでしょうか。もしバランスをとるのに悪戦苦闘しているのなら、力まずにやや沈み込むイメージでコンパクトな体制で臨んでみてください。そして、次に目を閉じて姿勢をキープしてみてください。そのうえでバランスをキープし、その感覚を手に入れたのなら、軽やかな走りのスタート地点に立ったと言えるでしょう。

 いかがでしたでしょうか?上記のテキストの要約・対訳で身に着けられるでしょうか?Pose Methodの基本的姿勢ですので、この姿勢・感覚がないと次章以降の動作を習得する意味がうすれてしまいます。動画としては11章の記事に張り付けたYouTubeリンクを参照してください。

また、両脚でのRunning Pose姿勢から片脚でのRunning Poseへの移行としては、下記の動画が参考になる。ボクサーの縄跳び指南の動画ですが、ボクシングのステップって軽やかで素早くなければならないので、縄跳びでその基礎を身に着けるのでしょうね。納得!


縄跳び ロープの跳び方 方法 ボクシング 動画

pose-running.hateblo.jp