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Pose Method of Running ポーズ・ランニング

ランニングフォームを意識して走力を上げよう!

Pose Method of Runningのテキスト(英書)の要約や原文と対訳を紹介しながら、アメリカの人気ランニングフォーム理論について考察してみる

33 トレイルランニング TRAIL RUNNING 

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トレランで野生の本能を目覚めさせて、走力アップ!

Pose Method of Running, Chapter33, p215-217, 要約、一部本文と対訳

  トレイルランニング(トレラン)は、最も純粋な形態としてのランニングと言えるだろう。アスファルトや車、排気ガスの代わりに森林や草原の香りや景色に包まれて、単純に走るというよりも小旅行をしてる気分でランニングに臨めるだろう。ランニングから単調作業的な辛さを取り除き、冒険心を与えてくれる。

f:id:Tomo-Cruise:20170324182400j:plain トレランは精神的な恩恵ばかりでなく、身体にとっての恩恵もたくさんある。舗道が均一で安定した地面であるのに対して、トレイル(山道)は概して不規則でねじれたり、曲がりくねったり、小石や根っこがあったり、起伏に富んでいたりする。トレランは予測不可能な状況からおのずと特定の必要条件を伴う;コンパクトなストライドや高ピッチ、研ぎ澄まされた感覚など。常に変化する状況や方向に適応し続けるには、軽く力を抜いた走りが必要となる。

 必然的に接地時間は短くなり、着地に注意を払わざるをえず、さらに支持脚は常に地面から素早く引き上げられるべく準備されている必要がある。これらの必要性からフォアフット着地や優れた筋肉弾性が発達するのである。トレランの常に変化する状況は柔軟で好反応な身体動作の発達を促進し、神経筋肉系統を刺激する良いトレーニングに導く。

There are some more subtle physical benefits to trail running as well. On the road, where you are able to more perfectly control the exactness of each footfall, you end up with what you might call very linear development of your muscles and connective tissue. You will get very strong while moving directly straight ahead, but you will not be conditioned to absorb the impact of an unexpected misstep caused by a pothole, a branch in the road or even loose rocks.

In contrast, the very unevenness of the trail leads to a more well-rounded development of your muscles, ligaments, tendons and joints. By teaching the body, legs and feet to land on the ground at any angle, position, pitch or consistency, trail running builds the comprehensive strength that will help to keep you injury free. Simultaneously, it is also a very good psychological training which prepares you to be ready for quick reactions to any changes in running conditions without becoming unsettled or distracted.

トレイルランニングには、より微妙な肉体的感覚を養うことにも寄与している。路上においてはより完全に着地をコントロールできることもあり、筋肉や結合組織がいわゆる直線的に開発される。直線的に進んでいる間は力を発揮できるが、くぼみや浮石、落ちている枝などによる予期せぬ踏み誤りの衝撃を吸収できるようには調整されていないといえる。
 対照的に、山道の不安定さは筋肉や靭帯、腱、関節など多方面にわたる開発を促す。トレイルランニングは、体幹や脚、足に様々な角度や固さの地面に着地することを体験させることにより、怪我をしないような包括的な身体強度を獲得させうるのである。同時に精神的にもすこぶる良いトレーニングであり、ランニング時のいかなる状況変化にも臆することなく、素早く対応しうる心の備えも身につくのである。

f:id:Tomo-Cruise:20170325061246j:plain 砂上ランニングや坂道ランニングと同様、住んでいる場所によってトレランをどの程度メニューに取り込めるかは決まってくるだろう。もし最適なトレランコースが身近にあったり、アクセスが良いところにあれば、トレランをトレーニングメニューの中心にしても良いだろう。都会に住んでいてトレランコースまで時間がかかるようであれば、時々週末に長距離走を兼ねて出かけるのも悪くないだろう、精神的にリフレッシュしながら最適な身体の強度調整もできるのだから!

 

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